(VOVWORLD) - 15日午後の定例記者会見で、ベトナム外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は、日本の菅義偉新首相がまもなくベトナムを公式訪問することを確認したと伝えました。
レ・ティ・トゥ・ハン報道官 |
ハン女史は、菅首相が初の外遊先としてベトナムを選んだことは両国の全面的パートナーシップが新しい発展段階に押し上げられたことを示していると強調し、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは、菅義偉首相がベトナムを初の外遊先として選んだことを歓迎します。これは、両国の広範な戦略的パートナーシップの良好かつ実質的な発展の明らかな現われです。私たちは、この訪問が成功し、両国の広範な戦略的パートナーシップの促進に大きく貢献し、新型コロナ収束後の両国の経済社会の回復事業に寄与することを期待しております。」
ベトナム東部海域(南シナ海)にあるベトナムのホアンサ群島に属するフーラム島での中国の違法な活動について、ハン女史は、「ベトナムはホアンサとチュオンサ両群島に対する領有権を証明する歴史的・法的証拠を十分に持っている」と強調し、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは、いわゆる「三沙市」の設立及び関連行為を強く反発するという終始一貫した立場を持っています。これはベトナムの主権を深刻に侵犯し、全然価値がなく、各国間の関係の悪化及び地域と世界の情勢の複雑化につながるものです。」